貴女へ
凄く久しぶりな気がする。
僕は今社会人になって2年目。仕事にもだんだん慣れてきた。この僕にも後輩とかできてたりする。
今回の記事では、貴女のことについて色々書こうと思う。貴女はドイツ語でいうとKleidung。女性名詞なのでここでは貴女と勝手に呼ばせてもらうよ。
僕が貴女に出会ったのは大学生になった頃。キッカケは僕が大学生になってお金を手にしたことだったなぁ。初めは貴女にしかお金をかけることがなかっただけだったけど、段々貴女が僕の生きる軸になっていった。
貴女といると世界が変わった。
貴女のことをもっともっと知りたい。
貴女の世界に魅了された。
僕の"人生の夏休み"はほぼ全て貴女に捧げた。
コンプレックスまみれだった僕を変えてくれた貴女。
出会う前と今とでは、自他ともに認めるほどかなり僕は変わった。それも良い方に。高校時代までも友達は今の僕をわからない人もいるくらいだろう。
いろいろな場所に連れて行ってくれた貴女。
貴女と出会ってなかったら絶対に知らない場所は多い。貴女を通して、いろいろなお店や場所を知った。どこもすごく僕の感性を揺るがす場所だった。
いろいろな人と巡り合わせてくれた貴女。
貴女を知らなかったら、必ずと言っていいほど巡り合っていない人達と僕は今繋がっている。もちろん良い繋がりも正直あんまり…っていう繋がりも無くは無い。でもやっぱり今になって思うとどれも僕を大きくしてくれたことには間違いない。
沈んだ気持ちを支えてくれた貴女。
記憶に新しいのは去年末くらいのこと。僕は今の仕事を辞めようとしていた。キツくてキツくてたまらなかったんだ。そんなとき貴女は僕の心の支えになってくれた。貴女が意識的になんてことはなく、ただ貴女の存在があるだけで僕は何とか生きられた。
そんなこんなで貴女を好きになってもう6年目になる。
6年間って、学生で考えると本当に長い。小学校生活丸々だからね。それか中学入学〜高校卒業か。この6年、色々あった。本当に色々あった。
素直な気持ちを言うと、これからは貴女との付き合い方を変えていこうと思うんだ。
もちろん分かってるとは思うけど、嫌いになったなんてことはない。あるはずがない。たぶん僕は貴女を一生好きなんだと思う。
貴女には素晴らしい力がある。
僕も貴女に救われたように、今も誰かを救っていることだろう。
僕はもう大丈夫。貴女のおかげで強くなれた。だから次はこのバトンを貴女の力でどんどん繋いでいってほしい。そのためには貴女はただそこに、いるべき場所にいるだけで良い。存在することに価値がある。
これから僕は、貴女の力をこれまでほど借りなくても胸張って皆の前に立てれるようになるよ。そしてもっとレベルが上がった暁には、お互い高いレベルでまた再会しよう。
貴女に負けないくらい、大きくなる。
自分の話になっちゃうけど、僕ちょっと前に一眼カメラを買ったんだ。けっこう良いカメラ。
最近はコイツと一緒に色々な場所に行って、色々な人と話して、色々な写真を撮ってる。
この"色々な人"達もまた、貴女のことが大好きな人達なんだ。僕が貴女のことを大好きだからこそ繋がれた人達。
僕自身は貴女と少し離れちゃうけど、貴女は必ずその場所にいる。その場所は今の僕にとってすごくすごく大切な場所なんだ。
格好良く撮ってやるから、いつも、いつまでもありのままでいてくれ。そして僕にしてくれたように、その人達にも寄り添ってほしい。
僕を僕でいさせてくれてありがとう。
貴女を好きになって本当に良かった。
これからもよろしく。そして、また会おう。