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21卒就活生 ~面接編~

こんにちは。

今日は昨日に引き続き、僕の就活のことについてまとめようと思います。

今日は面接編です。

 

 

夏季・冬季インターンシップに参加した企業から、一次面接を受けに行きました。初めて面接に行ったのは今年の2月でした(インターンシップ生専用早期選考はこのくらいの時期から始まっていました)。

 

最終的には全部で4社の選考に進み、内定は2社頂きました。

 

専攻は一般的には、

一次面接 → 二次面接 → 最終面接(役員面接)

という形なのですが、僕が進んだ企業は一次・二次面接が1セットになっていることが多かったです。たぶん、感染症がジワジワと広がっている最中だったのも関係してると思います。

 

そして僕が選考に進んだ企業は理系の企業が多かったせいもありますが、学力試験が行われるところが多かったです。ただ学力試験の結果でそこまで結果に優劣がつくことは無いように感じました。

この学力試験というのは、全国の就活生統一で行われるSPIといったものと、その企業独自の問題が出される場合の、大きく分けて2パターンあります。

僕の場合はほぼ後者でした。

内容的には、物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎、時事問題、適性診断といったものが多く、だいたい1つ30分ほどの時間で解くものでした。

 

面接は、面接官が前に数人いて対面で5人ほどで受ける集団面接形式のものや、会議室のような比較的フランクな場所で2対21対1といったような形式のところまで、企業によって様々でした。

一次面接・二次面接では、募集人数が多い大企業などは集団面接、募集人数が比較的少なめの中小企業などは個人面接の形式が多いように感じました。

いろいろな形態を経験し、僕個人的には前者のような企業は堅すぎて自分には向いていないような感触を受けました。これも最終的に企業を決める1つの大きな要因になりました。

最低限の面接を受ける際のマナー(ノックの回数、ESの渡し方、ドアの閉め方・開け方、身なり、言葉使い、etc...)を確認し、あとは面接ではなくお話をしにいくという感覚で臨むことがポイントです。けっこうこれ大事です。

 

ES(エントリーシート)の書き方や面接の受け方、GW(グループワーク)についてなど、具体的な僕なりの就活の攻略方法はまた後日ゆっくり書こうと思います。

 

 

そして今日はこの面接での僕の失敗談を書こうと思います。

3月某日、大阪に面接会場がある企業の一次面接を受けに、地元から大阪に行くことになりました。

僕は交通費を抑えたかったので、新幹線ではなく昼行バスを使って大阪に向かいました。

予定通り面接会場の最寄り駅に到着したのは、面接開始の40分前。最寄駅から面接会場までは7分程度と記載してあったため、正直余裕だとこのときまでは感じていました。

 

しかし現実は違いました。

 

その試験会場は、普通のお店やホテルが入っているような大きなビルのさらに上のフロアの一室だったのです。ぱっと見、普通の観光ホテルだったので、初見では全く分かりませんでした。

しかも同じような名前の、同じような外見の建物が、同じ場所に密集していたため(都会ではよくあるらしいです)、GPSも進むにつれて場所をコロコロ変え、Googleマップも全く使い物になりませんでした。

 

一人ではもう無理だと悟った時にはもうあと15分ほどで開始時間です。

急いで面接会場あてに電話をかけました。

試験会場が分からないなどという失礼な僕にも優しく電話対応していただき、さらには電話越しに道案内までしていただきました。しかし、それでももう僕は焦りと動揺と緊張で全く会場に辿り着けませんでした。今でもあの永遠ループした大通りは忘れません。

 

とうとう見かねた面接官の方が、僕がいる場所まで駆けつけてきてくれました。

このとき時計は、開始時間の15分過ぎた時間を指していました。

 

さんざんお礼と謝罪をし、面接には20分過ぎて参加しました。

もう僕は絶対にこの企業には受からないと思いながら、半分投げやりな気持で面接に臨みました。

面接内容1発目は、グループワークでした。議題は「この企業に受かった際に開催される入社式・新卒者交流会の概要を決めよ」。

何かの当てつけかと思いました。

希望も何もありやしない(自分のせいなのですが...)企業の新卒者の催しを、たいして目新しい意見もなく参加者皆でまとめました。

 

その後集団面接を経た後、一次面接は終了しました。

しかし不運は続きます。

僕は帰りの昼行バスを面接時間予定終了時刻ギリギリに合わせて取っていました。

しかし僕のせいで面接が長引いた関係で、当たり前ですが、予約したバスにも間に合わなくなっていました。

バスをキャンセルした後、仕方なく親から借金をして値段の高い新幹線の切符を買うはめに。

大阪を歩き回ったことによる過労、バスのキャンセル料、予定外の新幹線代、自己嫌悪感で僕はもう今までにないくらい身も心もボロボロでした。

 

心底疲れてしまったせいか、帰りの新幹線では寝てしまっていました。そのせいもあってか、手袋も片方どこかに落としてしまうということも起きました。でももうこんなの誤差です。

自分のダメさがもろに出すぎた一日でした。生涯忘れることは無いでしょう。

 

 

でもこの失敗から学んだこともあります。それは、

 

①準備の大切さ②知らない場所に行くときは時間に余裕を持つこと③会社概要の下調べだけに気を取られないこと④お金をケチらないこと⑤親のありがたさ

 

親は僕をけなしながらも、結局は新幹線代を出してくれ、この話も聞いてくれてはげましてくれました。少し気が楽になり、また頑張ろうと思えたのも事実です。

 

そして、僕は面接が案外得意だということも分かりました。

普通こんな状況下では、面接もボロボロになると思いますが、僕は思い返せばそれは無く、逆に面接だけ見たらうまくできたな、という感覚でした。

2日後にも他企業の一次面接の予定があったのですが、この日の経験からうまくいった部分が多く、最終的にはそこに入社することを決めることになります。(笑)

今では、この日があって良かったな、とも感じられるようになっています。就活生としてだけではなく、僕自身の成長には欠かせない一日でした。

 

なんでも、物は捉えようです。ポジティブになれないと、たぶん就活生はダメになります。

様々な就活テクニックが世間ではあるらしいですが、一番大事なのはこれです。

自分を強く持つことこそが、究極の自分にも就活にも勝つ方法だと思います。

 

 

次の記事は、内々定編というのでも書いてみようかなあと思います。

また読んでください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。